• テキストサイズ

[HQ] 好きな人

第24章 理不尽な条件


°˖✧✧˖°及川side°˖✧✧˖°


及川
「今日も楽勝だったね岩ちゃん🎵」


岩泉
「ああ、及川は要らねえな」


今日は他校のと練習試合があった
俺はちょっとしたアクシデントがあり見学してたけどね🎵
無事に終わり今は自主練中だ


及川
「Σええ!酷い岩ちゃん!?」


岩泉
「だったら怪我なんかすんじゃねえよクソ川!!」


及川
「ちょっと捻っただけじゃん
あっそうだ!溝口君に用があったんだ
職員室行って来るね~」


体育館を出て職員室に向かうドアを開けようとして
お願いします!!
と言う声が聞こえ手を止めた



「無理を承知で来ました!!うちと・・・・烏野バレー部と練習試合をして下さい!!?」


烏野バレー部?
確かあそこにはトビオちゃんが行ったはず
それに何より山城ちゃんがマネしてたよね♡


及川
「良いんじゃないの~溝口君」


溝口
「Σ及川!」


武田
「え?あの・・・・良いんですか?
Σあっ僕は烏野高校バレー部顧問の武田一鉄です!」


及川
「良いですよ~ただし
条件がありますけどね🎵」


武田
「条件・・・ですか」


及川
「そっ、そっちにトビオちゃん・・・・今年入った1年で影山って居るでしょ?
その影山をフルでセッターとして出すこと」


武田
「えっ影山君ですか?」


及川
「そうそう、俺の中学時代の可愛い後輩なんだよね~」


武田
「その条件を飲めば練習試合をして頂けるんですか?」


及川
「そ~ゆ~こと~
良いよね溝口君?」


溝口
「はぁ・・・しょうがない
土日はもう他と組んでますので
そうですね・・・・火曜日の放課後はどうでしょうか?」


武田
「ありがとうございます!!」

詳しい打ち合わせを溝口として武田は職員室を出て行った
そのあとを追いかけて紙を手渡した


及川
「マネの山城ちゃんにこれ渡し解いてもらっても良いですか?」


武田
「ああ、萩さんですね
分かりましたお渡ししておきます」


ヒラヒラ手を振って武田を見送った
ご機嫌で体育館に戻り火曜日に烏野バレー部との試合があるとみんなに伝えた
早く火曜日にならないかな?
武田に渡した紙に書いた言葉は


“勝ったらキスしてね♡”



/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp