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アオイロノ恋【そらる】

第3章 第1話


回想────

『はぁ……
お父さんお弁当はちゃんと持って行ってよね』

私が丁度中学3年生の時休みの日だったのだがお父さんは仕事で出勤していた
だがお弁当を持って行くのを忘れてたらしいくお父さんに何故か私がお弁当をお父さんに届けなくてはならなっかた
お父さんは"2525動画"という投稿サイトを運営する会社の社長を務めていた
小さい頃に何度が行った事はあったのだがなんせまだその時は小学校の低学年くらいだったので中の造りなんかは曖昧で迷ってしまっていたのだ


「ねぇ君何してんの??」

「迷子??」

その時声をかけてくれたのが彼方さんとまふくんだったのだ



事情を説明した私は「俺たちも丁度社長に用があるから」という2人に案内してもらいお弁当を無事届ける事が出来たのだ


──────



それがきっかけで仲良くさせて貰う様になり今に至るのだ

ちなみに私が歌い手として活動し始めたのは高1の時からでその後すぐにNolr-ノワール-としての活動も始めた

まぁそれはお父さんの勧めもあったがそれ以上に彼方さんとまふくんに出会った事が大きいのだが………




という話しは終わりにして
私はこの環境が続けばいいなと思っている
私は今のこの高校生としての生活や歌い手としての生活、2人との関わりに満足しているのだ



もちろん何時かはバレてしまうのだろうけれど…………




「千尋ー!」

「おーい!
千尋??」

『え、あ、なに??』

「もう
ちゃんと話し聞いてた??」

『う、うん!』

「嘘だーーー」

『あはは……』

「もういいから帰るぞー」



この日が長くは続かない事をまだ私はこの時気づきてもいなかった
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