第3章 久しぶりの幼馴染と婚約者

環「こ、こ、婚約者でどういう事！？初耳なんだけど！？」
光「殿が知らないって事は…」
鏡夜「理事長と恵理の父親が勝手に決めた話だな」
馨「でも、恵理はいつから婚約者がいるって知ってたの？」
恵理「こっちにくる2日前です。父親が転勤するからって話で、私が桜蘭高校に入るって話したら、どうやら理事長にお願いされ2人で勝手に進めたらしいんです。マジで最悪ですよ。あのクソ親父」
ハルヒ「恵理、だんだん口悪くなってるよ」
モリ「…婚約するのか…？」
ハニー「恵理ちゃんはタマちゃんとの婚約オッケーしたの？」

環が恵理を見つめる

恵理『環先輩、気持ち悪いので見つめないでください』
環「気持ち悪い！！Σ（ﾟдﾟlll）」
ハルヒ「恵理、相変わらず容赦ないなぁ」
恵理『一応、オッケーしましたよ。桜蘭高校に入りたいので。てか、婚約がなくっても試験で入りますから。婚約の件は理事長がお願いすほどの事情があるって父が言ってましたので、仮の婚約者として承諾したまでです。』
ハルヒ「恵理は優しいね…昔から変わらない」
光「理事長がお願いするなんて、すごい事情なんじゃない？」
環「恵理…うちの父さんがすまない」
恵理『別に大丈夫です。仮だし(๑╹ω╹๑ ) てか、私、環先輩に興味ないので好きになるとか無いんで』
環「な、何ぃ！？Σ(-᷅_-᷄๑)」
ハルヒ「環先輩に興味ないので女子もいますねぇー！れんげちゃんだけかと思いました」
光「じゃあ、恵理はどんなやつがタイプなんだぁ？普通は殿みたいなのが1番モテるし」
ハニー「確かにそうだねぇ」
恵理『タイプねぇー。環先輩以外になら誰でも』
環「恵理、何故そこまで俺をきらう！泣」
恵理『え、だってグレたら捨てられた子犬のような目で見てきてめんどくさそうだし、とにかく面倒です(⌒▽⌒)ニコ』
環「……😱」バタン
環以外に「『すごい、全部合ってる』」
ハニー「タマちゃん、しっかりぃー！」
モリ「『環には悪いが正直でいい奴だ…』」
鏡夜「『初対面で環の性格を見抜くとは中々面白い奴だ』」
ハニー「『口調たまに悪いけど正直で可愛いー』」
光「『まさか、ハルヒと同じ性格とはね。楽しくなるな！』」
馨「『ハルヒと似てるけど恵理は何か少し違う感じかなぁ…でも、ハルヒみたいに僕と光は見分けられないかなぁ…もし、見分けられたら僕は…』
ハルヒ「これからどうなんだろう。」