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俺たちのSong【気象系BL】

第7章 後輩ー翔③ー



社「どうした?大野 普段呼んでも来ないお前がアポとって来るなんて」

事務所の社長室
応接用のソファに座る社長の正面に立つ

智「報告とお願いをしに来ました」
社「まずは報告とやらを聞こうか 座りなさい」
智「失礼します」

最近は 副社長にほぼ経営を任せているとは言え
やっぱり 眼光の鋭さは変わらない
普段TVではジャニーさんと呼び
おちゃらけた風に話して見せてはいるけど
この世界の実力者で
幼い頃からおいら達を見てきた親みたいな存在なのは間違いなく

智「…櫻井と付き合っています」
社「誰が?」
智「おい…俺が です」
社「…いつから?」
智「…10年くらい前から です」

アイコスを取り出し 吸い始める

社「それがどうして今になって報告?」
智「…後輩に知られました」
社「で?」
智「他に漏れる恐れが無くもないので もし
そうなってしまった時は社長のお力を借りしたいと」
社「それがお願い?揉み消せってことか?」
智「出来るのであれば もしそれが無理でも相葉 二宮 松本の3人を守って下さい」
社「大野と櫻井は? お前達はどうする?」
智「俺と櫻井はどうなっても構いません 2人ともその覚悟で付き合ってます」

煙を吸い込みながら
ふぅーっと 溜め息ともとれるように
息を吐き出す



社「知ってたよ お前達のこと」




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