第5章 後輩ー翔ー
潤「大野さんに言えない何かがあったんじゃないかって…翔くんを疑ってるの?」
智「疑ってるわけ じゃ ない」
そう
翔くんとふーまが何かあったのかを
疑ってるんじゃない
翔くんは おいらを裏切るようなことは
しない
絶対に しない
ニ「…翔さんを疑ってるんじゃなくて あの子が翔さんに何かしたか もしくは何か言ったかを疑ってる
ってことですよね」
相「そうなら翔ちゃんはおーちゃんには絶対言わない!おーちゃんが不安になったり心配したりするようなこと 翔ちゃんは言わないもんね!」
ニ「正解です 相葉さん」
翔くんは
自分に関しては ホントに無頓着
おいらが翔くんの心配してるとかっては
ほとんど気付かない のに
おいらが 疲れてる とか
機嫌悪い とか
何か不安がってる とか
おいらより 敏感に察知する
そして いつも
その不安を きちんと解決してくれるんだ
それなのに
今回はそれがないどころか
翔くんも 何か不安を抱えてる
それがわかるのに
おいらには 何も言ってくれない
おいらには 関係ないこと?
そんなわけない
おいらには 言えないこと?
おいらに言っても しょうがないこと?
言ってくんなきゃ
わかんねーよ 翔くん