第42章 ニノちゃんの役どころ
ニ「ああっ!!」
相「ごめん 痛い…?」
大きく仰け反ったカズの背中を
両腕で しっかりと支えて抱き止めて
ニ「大 丈夫…」
相「ゆっくりはしてあげられないかもだけど いっぱいはしてあげれるから」
ニ「ふふ…挑むところ」
また 微笑んで俺を見る
その表情に また煽られて
下から ガツガツと 打ち付けるみたいに
ニ「あっ あっ」
相「カズ…可愛い」
ニ「んっ 雄の雅紀も 格好いい です」
相「雄の時だけ?」
ニ「いつもは優し い んっ」
打ち付けてるから
言葉も 吐息も 途切れ途切れで
それでも
俺にちゃんと 伝えてくれようと
俺は カズほど頭の回転が早くないから
ちゃんと 言葉で伝えてくれる
こんな時でも
オンナの子だったら
それくらい 言わなくてもわかるでしょ
って 怒られるかもしれない
けど オトコはそれを知りたいし
言葉で言ってもらえたら
それだけで簡単にテンション上がっちゃう生き物だし
でも 俺もカズも オトコだから
相「カズのナカ めちゃめちゃ気持ちいい…どうしてこんなに締め付けて俺を離さないの…?」
ニ「雅紀が…んっ 好き だから… はっ」
カズのおでこから流れてきた汗を
唇で吸いとって
相「俺は あいしてるよ カズ…」