第42章 ニノちゃんの役どころ
相「気持ちいい?」
ニ「はい」
一緒に風呂に入って
ニノちゃんの頭をシャンプー中
物に拘りの無いニノちゃんのために
俺が選んだ 紫のジュレーム!に
これまた 風呂でもゲームしやすいように
シャンプーハットを装着させて
あわあわ モコモコ
防水ケースに入れたiPadで ゲームをしてるから
手元が揺れないように
そーっと 頭皮をマッサージ
相「流すからねー」
ニ「はい お願いします」
一気にジャバーってしちゃうと
手元狂っちゃうから
ゆっくり ぬるめのシャワーで洗い流す
ニ「気持ち良かった ありがとうございます」
相「いえいえ じゃあお湯にちゃんと浸かってね 俺洗っちゃうから」
ニ「あ」
相「ん?」
ニ「私 洗ってあげます」
シャンプーハットをしたまま
iPadを置いて シャンプーボトルに手をかける
相「マジで? いいの?」
ニ「はい 目瞑ってください 頭濡らしますから」
相「ありがと」
目を瞑ると
シャワーと一緒に
ニノちゃんの 優しい指の感触
ゆっくり ゆっくり 頭皮を撫でてくれて
気持ちいいなぁ
相「気持ちいい」
ニ「そうですか それは良かった」
シャワーが止まって
頭に液体の感触と いい匂い
それと同時に
ニ「気持ちいいのは これからですよ…?」
ニノちゃんの 艶っぽい声が聞こえた