第42章 ニノちゃんの役どころ

ニ「あ　美味しい」
相「ホントに！？　やった！！」

モグモグとハンバーグを食べて
添えてある野菜も　ちゃんと食べて
エラいよ　ニノちゃん

相「撮影　大変？」
ニ「大変じゃない撮影なんてありませんて(笑)　演技力ある人達だし　やってて楽しいですよ？」
相「そこがニノちゃんのスゴいとこ」
ニ「どこ？」
相「俺だったらみんなの演技がスゴかったら自分の演技力の無さに凹んじゃう　それを楽しむんだから」

俺の言葉に
ふふ　って笑いながら

ニ「そうやって誉めてくれるの　相葉さんだけですよ」
相「そうなの？」
ニ「そうなんです」

だって　それってスゴい事じゃん？
楽しんで　対等に演技してるって事でしょ？

ニ「嵐の二宮和也は演技出来て当然　なんたってアカデミー賞受賞者ですから」

確かに　ニノちゃんの演技力は半端ない
台詞の覚え方も　役に入る時の集中力も
俺には　絶対真似出来ない

俺だって　嵐を背負ってテレビに出てるから
恥ずかしい演技とかはしないように頑張ってる
でも　ニノちゃんの演技力に対する周りの期待度？と俺への期待度って
明らかに違うじゃん？

その期待にちゃんと答えてるニノちゃん
しかも楽しんでなんて

ホントにスゴいよ！！