第39章 大切なもの
翔「癒してもらえるなら 疲れてもかまわないけど?」
智「んふふ かまわねーんだ」
潤「あ いちゃつきモードになる感じ?」
相「ここではやーめーてー!」
智「帰ってからにするよ な?翔くん」
翔「そうだね(笑)」
そう言いながら 帰り支度を始める翔くん
大野さんは
いつもは荷物を持ってもらったりするほうなのに
上着を用意したり
テーブルを片付け始めたり
今日はよっぽど
翔くんを甘やかしてあげたいんだろうな
翔くんは翔くんで
そんな大野さんを めちゃくちゃ優しい目で見てる
それを見てる俺達も
当然 みんな優しい顔をしてる ってわかる
今回 TOKIOは
ひとりの軽率かつ 甘えた考えと行動が
事件となって こんな結果になってしまった
俺達は 学んだ
いくら 事務所が強くたって
ファンが 味方についてくれたって
相手にも 非があったって
犯罪は 犯罪
俺達は アイドルであって 芸能人
ファンに夢を持たせて
輝いてなきゃいけない 存在
それの存在意義を 違えちゃ いけない
ましてや 個人でやってる訳じゃ無い
メンバーがいて 成り立ってる
その事を きちんと心に踏まえて
俺達は これからも
嵐5人で
歩いて 行こう
END