第37章 大野丸 続
空は青空で 海も青くて
エンジンうるさかったけど
止めれば 快適な空間で
ニノちゃんもだいぶ気分良くなったみたいで
上を向いて 空を 仰いでる
相「気持ちいいねぇ ニノちゃん」
ニ「そうですね 船こそ違えどハワイを思い出します」
潤「そうだね 船は違うね(笑)」
船は確かに違うけど
でも ほら
漁船でタイタニックしそうな2人もいるわけだし(笑)
智「釣り する?」
翔相潤「したい!!」
ニ「私は見てます」
智「わーった 今用意すっから」
てきぱきと準備を始めるおーちゃん
いつだったか 翔ちゃんが
釣りに連れてってもらったって
その時も やたらてきぱきと動いてたって言ってたなぁ
相「あ もしかして」
潤「腹減ったら出てくるのって…」
ニヤリと笑って
ガサガサ取り出したのは
智「船の上では 魚肉ソーセージ(笑)」
相「きたー!!やっぱり!!」
潤「そこはお約束なワケね(笑)」
ちゃんと5本 魚肉ソーセージ(笑)
智「よし! 釣れたらこの場で刺身だ!」
相「マジで!? すげー!!」
潤「絶対釣ろうぜ!!」
テンション高く釣りをする俺達と
ニコニコ見つめ合いながら釣りする おーちゃんと翔ちゃん
そして
それを優しい眼差しで 見てるニノちゃん
めちゃくちゃ 心地いい時間だった