第37章 大野丸 続
智「ニノ 大丈夫かぁー?」
ニ「だいぶ…」
しばらく船が進んで
ニノちゃんの船酔いも 薬が効いてきたのか
ずいぶん 話が出来るようになってきた
潤「ね!あれ!」
松潤が 指差す方向には
デカイ船と 火山?
潤「あれ DのSのほうだよね?」
翔「そう DのSのほう(笑) 海からだとこんな風に見えるんだな」
潤「ミッキー達と踊ったの 懐かしいなぁ」
智「んふふ プライベートでみんなでは行けないとこが多いからさ 船だったら行けっかなぁと思って」
翔「智くん…」
そっかぁ
確かに俺達がどっかにみんなで行ったら
スゴい騒ぎになっちゃうしね
おーちゃんは それを考えてくれたんだ
智「ごめんな ニノ」
ニ「おじさんは私より老い先短いので少しくらいの我が儘はきいてあげます」
智「ははっ ありがとな 相葉ちゃん」
相「なにー?」
智「いいヤツと一緒になったな」
相「うん!!」
両目でウインクをして
親指を立てて グーサインを出すと
ふにゃりと微笑んで
そうなんだ
憎まれ口たたくけど 優しくて 可愛くて
俺のニノちゃんは 最高なんだから
やっぱり おーちゃんはわかってるなぁ