第35章 俺達の共通点てなに?
ニ「相葉さん ご飯食べれますか?」
相「え?」
ニノちゃんの言葉で 我にかえる
え ここ 俺のうちじゃんか
いつの間に帰ってきたの?
ニ「相葉さんドットコムのままだったので みんなが心配して私がついてきました ご飯はマネに頼んで買ってきてもらった弁当になりますけど」
相「俺ずっとドットコムだったの?」
ニ「はい」
かなりの勢いで 考え込んでたんだ
なんか みんなに悪いことしちゃったな
ニ「少しは考えまとまりました?」
相「ああ うん ごめんねニノちゃん」
ニノちゃんも ナンだか元気がない
俺のことで気を使わせちゃったのかな
めったにカモクにならないから
対応困ったろうなぁ
相「つまんなかったでしょ ごめんね 飯の手配までしてくれて ついてきてくれて」
ニ「大丈夫ですよ 私も心配でしたし あのまま1人で帰したらどっかにぶつかったりしそうで」
相「うん」
ニ「熱とかはないんですよね? ドットコムだっただけで」
相「うん」
俺のおでこに コツンと自分のおでこをあてて
ニ「何考えてたんですか…?」
おでこをくっつけたまま 上目使いで
色素の薄い トロンとした二重で
優しい声の出どころの唇は 俺の唇のすぐ近くで
思わず そのまま唇を重ねた