第34章 MJ倶楽部はみんなのため
潤「そうなの? 別に付き合ってるとかはないよ 異常に仲は良いけど(笑)」
あの程度のいちゃつきで そう思うのは
マッケンが俺たちをあまり知らないからなのか
それとも ホントに勘づいたか
マ「そうなんだ お似合いの2人なのにね」
潤「…マッケンは抵抗ないの? そういうの」
マ「そういうの? 同性と愛し合うってこと? 僕は抵抗ないよ 周りにいっぱいいたし」
鍋のチーズをくるくる混ぜながら
マ「好きになった人がたまたま同性だっただけだよ」
ああ その台詞
なんか すごく懐かしく感じる
あの2人の想いを知ったとき
俺も そう思った
潤「マッケンはいいヤツだなぁ」
マ「なんで?(笑) 潤くんのほうがいいヤツだよ」
昔より 同性愛への偏見は減ってきてる
まぁ 性同一性とかいろいろあるし
センシティブな問題だからね
もしかすると もし 今
嵐内の関係性が世間にバレたとしても
味方はいっぱいいるんじゃないか って思う
まぁ 隠してるっていうことが
俺たちの絆を深めてる要因だとも思うから
絶対に教えてやんないけどね
ム「あーっ!!」
潤「どしたのー? 失敗した?」
ム「貫通しちゃった…」