第3章 貴族探偵とコラボ
翔「…で?」
智「だから相葉ちゃんのためになんか出来ることないかなぁって」
翔「俺が考えるの?」
智「ニノが独りで考えるよりみんなで考えたほうが相葉ちゃんは喜ぶんじゃないかって」
久しぶりの翔くんちで
今日のニノとの話を持ちかけてみる
シャワーを浴びて
下だけ短パンをはいて
バスタオルで頭をガシガシ拭いてる
ビールを差し出すと
にっこり笑ってそれを受け取る
翔「相葉くんのためにかぁ 確かに視聴率の関係で何度も録りなおしてるらしいし 相葉くんも気にしてるね」
智「月9自体が難しくなってきてるんだと思うんだけど 相葉ちゃんは自分のせいだってきっと責めるから」
翔「あぁ 相葉くんならそうなるよね」
相葉ちゃんだけじゃなく
うちのメンバーは誰しもそうだと思う
智「なんかいい考え ある?」
翔「…無くもないけど でもそれやるにはフジテレビさんと事務所に交渉しないと」
智「え 何する気?」
翔「相葉くんのためになって 事務所にもフジテレビさんにもメリットのある方法」
智「そんなのあんの?」
翔「あるっちゃある 相葉くんのためで智くんの頼みだしね」
そう言うと翔くんは
ケータイを手にとって電話をかけ始めた
相手はどうやら事務所らしくて
早速明日話に行く段取りをし始めた
一体 何する気だ?