第14章 あいしてる
智「翔…そんながっつくなって…あっ…」
翔「ごめん…抑えらんない…」
後ろから あなたの腰を押さえて
これでもかってくらい打ち付ける
さっきから
お互いに何度も熱を吐き出して
身体はもういっぱいいっぱいのはずなのに
それでも
あなたが欲しくて仕方ない
この手の中の
いとおしくてたまらない あなた
この存在が もし 無くなってしまったら
俺は どうしたらいい?
いなくならないで
あなたを側で 感じていたい
この温もりが 何よりいとおしいのに
あなたが 何より いとおしいのに
あなたが いなくなってしまったら
そう思うだけで
こんなにも 悲しくなるのに
智「おいらは一緒にいるぞ? 翔くん…」
翔「智…くん…」
智「おいらは…ずっと一緒だ…大丈夫…おいらを感じるだろ…?」
翔「感じるよ…でも足りない…もっと…もっと あなたを感じたい…」
智「はっ…欲張りだな…いいよ こいよ…」
ひたすらに
ただ ひたすらに あなたを感じて
あなたのナカに 熱を吐き出して
あなたの中に 俺を刻み付けて
どうか このいとおしい人が
永遠に 側にいてくれるようにと
翔「あいしてる…」