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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第50章 動物園










「聖知……」





「…………」









あれから2時間後……




聖知は今朝ごはんを作っている…




俺の呼びかけに一切振り向かず…



口を聞いてくれない…










2時間前……



聖知は動けるようになると…



俺の顔を見ずにすぐにシーツを引きずりながら浴室へと向かった。



浴室から戻ってくると…俺の顔を見ずに…



「どうぞ。」だけ告げて朝ごはんの支度を始め…



俺が浴室から出ても見向きもしない…




そんな雰囲気のまま現在に至る……








「(やっぱ…俺が悪いよな…朝から強引にシたし……)」




土下座で謝るか…?



いや…わざとらしくて引くか……



でも…聖知も乗り気だったよな……



やっぱ…ここは…話し合いか…?







「聖知…こっち向け………って……?」



俺は意を決して呼びかけても反応しない聖知に肩を掴み無理やり振り向かせた。



俺の予想とは違い怒った様子ではなく…顔をトマト…いや…赤唐辛子並に顔を赤くして今にも泣きそうな顔をしている聖知がいて思考が止まった。

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