第31章 お泊まり※
「コ…コーヒー淹れたけど…の…飲むか…?」
「は…はい…ありがとうございます…///」
恥ずかしくてまともに顔をまともに見れずにいて返事だけすると机にコーヒーを置いてくれた。いれてくれたコーヒーは温かくてゆっくり飲むとじっと笠松先輩に見つめられる。
「な…なんですか…///」
「いや……ッ……昨日……ッ…無理させて…悪かった…」
「Σッ…ケホッ…ケホッ…ッ…あ…朝から変な…話しないでくださいッ…///」
「昨日……覚えてねえのか……気絶しただろ……」
「えッ………そういえば……記憶が…ないです…」
「自覚なかったのかよ……ッ……本当に…身体は…大丈夫か…///?」
笠松先輩はバツの悪そうな表情を浮かべていていきなり昨夜の話を朝からされて飲んでたコーヒーを吹きそうになる。
気絶しただろと聞くとふと記憶が途中からないことに改めて気づく。
最初起きた時、すぐ心配してくれたのは私が気絶したからだと改めて思っていると笠松先輩は照れくさそうに私の身体を心配してくれた。
「だ…大丈夫です…///」
「さっきから何でこっち見ねえんだよ…」
「ッ…そ…それは…か…考えたらわかることですッ…///」
「ッ…お…怒ってんのか…?」
「…私が…何を…怒るんですか…?」
「いや……無理させただろ……」
「べ…別に怒ってないですッ///」
「じゃあ、なんでこっち見ねえんだよ…」
「だ…だから…ッ…は…恥ずかしんですッ…///」
恥ずかしくてコーヒーを飲みながら目線を合わせず答えると笠松先輩は無理をさせたことで私が怒っていると勘違いしている。
「な…なんで…そんなに赤くなってんだよ…///」
「ッ…//////」
そっぽを向いてる私の肩を掴まれると赤くなっている顔を見られてそれ以上何も言わずにいると優しく頭を撫でられ抱きしめられる。
「俺は…聖知を…抱けてよかった……///
聖知は昨日…嫌だったか…?」
「そ…そんなこと…ありません…///
最初は怖かったですけど…
途中からは…幸男さんしか…見えませんでした…///」
お互いに顔を赤らめて見つめ合うと抱きしめたまま優しく口付けを重ねて気持ちを確かめ合うことで前よりも笠松先輩との距離が近くなった。