第31章 お泊まり※
「ッ…ちょッ…ちょっと…待ってくださッ…//////
い…今からはッ…そのッ……
明るすぎて…嫌ですッ……
よ…夜まで…待って…もらえ…ませんか…///」
いきなり抱き上げられて顔を赤らめてベッドに降ろされるとまだ日中の時間で明るすぎて途切れ途切れにお願いをすると再び優しく抱きしめられる。
「……わかった……なら…今日…と…泊まっていけよッ…///」
「えッ………///
えっと……一旦…帰っても…いいですか…?」
「…は?…なんでだよ…」
「ッ…だ…だって……
…何も…泊まる用意…してないですし……
あ…明日の…学校の準備とか…///」
泊まることになると顔が熱くなるのを感じ、何も泊まる準備してなくて帰るというと笠松先輩が不服そうに抱きしめる手に力が入るのがわかる。
「……まぁ……じゃあ……俺も行っていいか…?」
「…それはッ……ちょっと………」
「…なんでだよ……」
「その……ッ…お…お風呂とか…入りたいので……ッ…///」
「ッ……///…わ…わかった…なら…
準備できたら…連絡しろよ……
迎えに行く……」
お風呂と言うと笠松先輩も私もお互いに顔が赤くなり、笠松先輩が手を離すと頭を優しく撫でられる。
1人で帰ろうとすると「危ねえから送る」と手をつないでマンションまで送り届けてくれた。部屋に戻るとお風呂に入り今日の夜の事を考えるとドキドキする反面底知れぬ不安が入り混じりながら湯船に浸かる。
お風呂から上がると泊まる用意をしながら時間が刻々と進み夕方の19時になった頃に笠松先輩に連絡した。