第5章 図書館
ーーー黄瀬視点ーーー
今日は部活は休みっす。って言ってもあんま練習してないっすけど…
モデルの仕事が予定よりも早く終わり街をぶらついてみることにした。
「思ったより早く終わったっすね…たしか聖知っち都内の図書館行くって行ってたっすね…。」
俺はいきなり行って聖知っちを驚かせようと思い図書館へ向かった。
「たしか…3階っすよね……ッ…」
「ハッ…誰かと思えば奇跡の世代、黄瀬涼太か…」
俺は図書館に入ろうとしたら花宮真と鉢合わせした。
「…1年ぶりっすね…」
「よかったなあ…誰かさんのおかげで…怪我がたいしたことなくて」
「……一つ言っておくっすよ…また聖知っちに手を出したら許さないッ‼︎」
「 なら…遅かったな…さっき久しぶりに再会したから挨拶しといたぜ?」
「………ッ‼︎ お前ッ…」
花宮真。
こいつだけは許せない。
俺は薄笑いを浮かべた花宮を睨みつけると冷たく笑う花宮が去っていくと聖知っちが心配になり急いで聖知っちを探しに行った。
ーー黄瀬視点終了ーー