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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第16章 嫌がらせ



「俺が……帰り道で言ったこと覚えているか…
 水瀬が悩んでるなら力になる…
 迷惑なんて思ってねえし…守るって約束しただろ…
 
 …俺にも…話せねえのか…?」




中学の時からこういった嫌がらせは毎日のように受けていた。
慣れた…なんてウソ…本当は辛くて…苦しくてて…毎日泣きたい気持ちでいっぱいだった……


そんな気持ちを誰にも知られたくなくて…必死に押し込めていたのに……


気づいたら…私は涙を流して泣いていた。




「……なんで……
 誰にも…今まで…気づかれなかったのに……。
 なんで………」


「もう…1人で抱え込むな…。二度とこんな目には合わせないようにする。
 話してくれるよな…?」


「…………はい…」


私は、泣きながら…今まで嫌がらせを受けていたことを全て話をした。
中学からの嫌がらせのこと、今までの嫌がらせを受けた内容、いつから始まったかなど…


この1週間で色んな嫌がらせを受けてきた。
足をかけられて階段から落ちそうになったり、トイレに閉じ込められて水を頭からかけられたり…

この話をしたのは…さつきちゃん以外に話したのは初めてで……

私が話をしている間、笠松先輩は話に割り込むこともなく黙って聞いていた。


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