第6章 新しい未来へ
いつものように働いた。
結羽と由希は、幼稚園に行った。
麻貴「いや~。あのかっこいいのが美雨の夫か~。」
沙穂「背が高くて髪もスッキリしてて顔も整っててカッコいい!」
麻貴「なんか裏のなさそう。」
貴方「裏は、一言で言えば怖い。」
沙穂「え!?」
貴方「優しいんだよ?表も裏もないけど。でもね。不良なの。彼。」
沙穂「え!?そんな風には。」
貴方「彼は、カツアゲ、挑発、イタズラが得意なの。」
そう言うと二人は、驚いた声をあげた。
麻貴「そうなの!?」
貴方「うん。喧嘩も負けないよ。」
沙穂「でもそれでもいいと思うよ?」
今が昼食の時間でご飯を食べようと思った。
でも今日は、作ってなくて。
鞄を開けて箸を取り出そうとしたらお弁当が入っていた。
なんで?と思ってお弁当を取り出したら手紙が挟まっていてよく見ると。
『いつもありがとう。俺が作っておいたから、今夜時間空けといてよ。』
沙穂「へぇ~。旦那さんが作ってくれたの!?」
麻貴「いいな~。そういうの。」
食べながら話していた。
仕事場でカルマのことで盛り上がっていたが私には、訳の分からない感情がむくむくと膨らんでいった。
これが嫉妬以上のものなのだろう。
でも大丈夫だよ。
麻貴「旦那さんの名前は?」
貴方「赤羽業だよ?」
モブ「カルマくんかぁ~。」
今日も仕事を早めに終わらせていた。
するとまた黄色い声が聞こえた。
イチゴ煮オレを飲んでいた。
カルマにもあげようと思って二つ。
業「終わった?」
貴方「うん。終わったよ。今さっき。」
業「ん。じゃあ帰ろうか。」
貴方「あ、カルマ。イチゴ煮オレだよ?」
業「ありがとう。美雨。」
手を握られて指を絡ませられた。
そして外へ出て結羽と由希の迎えに行った。
そして家に帰って二人が眠った夜。
業「ねぇ。美雨。」
貴方「ん?」
業「幸せ?」
貴方「うん!!幸せだよ!!カルマと結羽と由希とでいられて。嬉しいの!」
業「ありがとう。大好き。」
私を抱き締めてキスをしてきた。
貴方「今夜空けてって言ったのは、イチャイチャするため?」
業「正解~。」
そのあとに存分にイチャついて寝ました。
カルマは、本当にずるいよ。