第4章 夏は......
教室で寺坂くん、吉田くん、村松くんは、赤っ恥かくのは嫌だからというので欠場。
女子は、バスケ。男子は、野球だ。
貴方「カルマ。怪我だけはしないでね。怪我しても無茶しないで。頑張ってね。」
業「平気だよ?美雨の悲しい顔は見たくないし。怪我したくないし。」
カルマは、私の手をギュッと握った。
私は、カルマを見る。
カルマの瞳には、熱い視線があった。
業「信用して。」
貴方「うん。信じてるから。カルマを。」
そして球技大会。
私達のバスケでは、私が運動神経がいいために勝った。
茅野「ごめんね?足、引っ張っちゃった。」
貴方「大丈夫だよ。私達は、カエデちゃんを恨んでないよ。」
茅野「目の前で揺れる巨乳に目の前が殺意で真っ赤になっちゃって。」
岡野「茅野っちのその巨乳に対する怒りはなんなの?」
貴方「じゃあ私ってカエデちゃんに恨まれてる?」
茅野「美雨は、大事な友達だから許す!」
野球場に行くと今は勝ってるけどフリだよ。これじゃあ。
そしてなぜかカルマの挑発によって怒らせられた皆。
貴方「カルマ。あんなに挑発してラフプレーとかないよね?」
片岡「心配しすぎよ。もしもの場合は、殺せんせーがいる。」
そして見ているとさっきの挑発の意味が分かった。
カルマと磯貝くんがバッターの進藤くんの前に立つ。
当たるよ。カルマ。
そして振るたびにヒヤリとして目を何度もつぶっては開いてホッとした。
そしてE組の勝利。
男子達は、女子のところへ来た。
私は、安心して力が抜けてそのまま倒れた。
茅野「美雨!?」
業「美雨!!」
磯貝「熱とか具合悪いとかじゃないな。」
私は、瞼が重くて開くことが出来なかったがカルマに抱き締められていることは分かっていた。
私は、そのまま意識を手放した。