幼馴染だからってやっていいことぐらい解れ【気象系】R-18
第4章 悪魔の囁き *二宮和也
「無無子、覚悟して」
その言葉の意味は後で分かった。
カズの家に着くなり、翔くんは、私の口元をハンカチのようなもので塞いだ。
意識を失った後、目覚めた私を待っていたのは
智くん以外の4人の幼馴染との密事だった。
「あ、ああ、ん、だ、め」
ぐちゅぐちゅ鳴る音に耳を塞ぎたくなる。
「くちゅ、無無子、耳真っ赤」
潤くんに、耳朶を軽く噛まれ、ピリッとした痛みが走る。
「ふふっ、ちゅ、ちゅく、立ってますよ」
方胸の尖をカズが舌で舐めたり、転がしたりしている。
「はぁ、無無子ちゃんのここ、すげーきちぃ」
中の穴が、翔くんのもので塞がれている。
ぐちゅぐちゅ音を鳴らしながら律動している翔くん。
「や、やだ、そんな、うごいちゃ、いっちゃう」
それに対抗するように動く二人の舌。
「みみ、も、む、ね、も、なめちゃ、いやぁ」
「無無子、俺も見て」
顔近くに現れたまーくん。
ちゅ
唇が、重なった。
「んっ」
こんなのダメなのに。
私には彼がいる、のに。
こうなったのも、全て私のせいだ。
きちんと断っていればあんな約束なんて。
なかった筈なのに。