幼馴染だからってやっていいことぐらい解れ【気象系】R-18
第1章 はじめまして
「ねぇ、おかあさん」
これは、私が若かりし頃の物語。
「無無子、どうしたの?」
「ようちえん、やめたい」
「え!え?」
リビングで寛いでいた私達親子。
テレビを見ながら楽しくお話していたが
私の発言に、母はこちらを見て目を見開きながら素っ頓狂な声をあげた。
「え、今日入園式だったわよね。私が離れているあいだ
なにかあったの?」
「おとこのこたちにかこまれたの」
「な、なにかされたの?」
私は小さいながら母にもわかるように
簡単に説明した。
「あそこ、さわられた」
「へ」
「だから、わたしのあそこにてでふれてきたの!」
「な、なんですって‼︎」
「おんなにはないんだなってばかにされた」
「そ、そう。」
母は、少し落ち着いたようだ。
今の私にはわかるような性的なことではなかったからだ。