第11章 人狼とは。
どうやらゲンマと紅の間に収まっていたのか、紅はを膝に座らせて溺愛。
ゲンマも「カカシに汚されるなんてなぁお前ほんとについてねぇな」と苛立つ事を言いながらを撫でている。
イタチとオビトは飲み比べを始め、テンゾウは伸びていた。
アスマはリンとご飯をもりもり食べて、何故かアスマの隣にはつまらなさげにする、シカマルが居た。
「なーにこれ、はぁ⋯~おいで~」
「はぁい!」
とっても良いお返事をしただったが妨害する多勢に苦戦、アスマとゲンマは爆笑。
両手を広げて見るが飛び込んできたオビト。
「いや、お前じゃないよねえ?オビトくん。お前じゃないよね」
「カカシィ⋯俺⋯優しくして」
「する訳ないでしょ」
イタチに投げつけると、ギャーギャー騒ぐ二人。
抜け出してきたは随分と飲んでるようだ。ふらふらとしていて、肩を抱くとにへらぁっと笑いながらお酒を飲んでいる。
「飲み過ぎだよ」
グラスを取ろうとするが、はむうっと眉間を寄せてヤダ!という。
その言葉にびっくりした。
「カカシ様!一緒に飲みましょう?あ、ナルト!ナルトの部屋着もってかなきゃ!」
「わかったわかった、ナルトの部屋着は俺が持って行くから、紅!お前飲ませすぎ」
「良いでしょ、たまにしか会えないんだもんねぇーーおいでー抱きしめさせてちょうだい」
「はい!」
「カカシ先輩⋯振られてますね」
「テンゾウ、黙って伸びていなさい」
パタパタ走り紅にぴっとり。
アスマがの頭に手を伸ばすと目を開けてヤッ!と言うもんだから余計に構われる。
リンは視線での揺れる尻尾を負っていて危険な気がする。
お酒って怖いねぇ。
部屋着やらを持って洗面所に置いてくると、は台所に立ち何やら作り始める。
「何つくってんの?」
「ナルトに夕食です、お肉いっぱいできっと喜んでもらえるかと」
「俺にはないのー?」
「お前はこっち食え!!!唐揚げ上手いぞ~」
「まぁ!姫様!」
「よぉ、!楽しそうだな」
「お邪魔します、あの、これ、つまらないものですが」
「まぁまぁ!すみません」
△綱手が仲間になった。