第8章 月が意地悪に笑う
五月だ!合宿だ!!と気合が入る!楽しみで仕方ない!
なんせ蛍とずっと一緒にいられるのだから!
5月2日
合宿が始まった。いつもよりも練習量も多いから
みんなバテバテかな?とは思ったけれど、
一日目だけあってまだみんな元気だった。
夕飯を潔子さんと先生と三人で用意して…
カレーにするって言ってたから、
ワガママを言って影山の好きなポークカレーにしてもらった。
影山のカレーに温玉を乗せていたら。
日向がずるいと騒いでいるから
みんなには目玉焼き!と言って乗せていった
「由佳~なんで影山だけ温玉なんだ??」
ってスガさんが聞いてきたので
「前に好きな食べ物の話してて、影山はポークカレーの温玉乗せが好きだって言ってたんで、潔子さんに無理言ってポークカレーにしてもらったんですよ!温玉もです」
「へぇ~、オレ激辛麻婆豆腐がすきだよ!明日は麻婆豆腐…
「それは、ほかの部員が食べられない可能性の方が高いからダメです!」
「なんだよ~…由佳のケチ~」
いや…ケチって言われても激辛はあたしも食べれないし…
風呂上り広間を見ると蛍がいたの
でレモンティー片手に蛍の左側に座った。
そうこうしていると全学年集まったので、
UNOかトランプをしようと思い
カバンに入れてきたのを取りに行った。