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【WJ】短編 -2-

第15章 【裏】イケナイ子/宮侑


「なあ、先生。次、サムのクラスが美術やったな?」


 サムと言うのは、侑くんの双子の兄弟である治くんの事で、顔は双子というだけあって、瓜二つ。人懐っこい侑くんと比べると治くんは大人しい気がするが、宮兄弟と同じバレー部で、治くんと同じクラスの角名くんは性格もそっくりだと言っていたが、今の所顔以外で二人の事を似てると思った事は無い。


「せやね。五限は一組やな。」


 それを聞くと、侑くんは悪戯っ子みたいな笑みを浮かべ、ポケットからピンク色の球体を取り出した。


「次の授業これ付けてやってや。」


 侑くんがポケットから取り出したそれは、ローターだった。沢山の生徒が私を見てる中、快感に耐えなきゃいけない。過剰な反応をすればバレてしまうかもしれない。


「俺と同じ顔の奴に見られながら気持ちくなるん、好きやろ?」


 侑くんと同じ顔だけど、侑くんじゃない、治くん。何も知らない治くんに見られながら気持ち良くなるなんて、どれだけ気持ちいいんだろう。


「お…音でバレるかもしれんやん。出来へんよ、そんなの。」
「何今更カマトトぶってんねん?そんな悦んだ顔されて言われても説得力無いっちゅーねん。」


 未だ愛液で潤う蜜壷へ、ローターを挿入された。ダメなんて言いながら、体は悦んでる。


「五限終わったら回収に来るから、ちゃんとおりこうさんにしときーや?」



fin.

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