第12章 【裏】検証、轟焦凍の場合/轟焦凍
「…てか、なんで補習なの!?」
前回爆豪くんに個性をかけ、問題を起こした時は反省文だったのに…!めちゃくちゃ書き直させられたけど、補習よりは絶対反省文の方がいい。
「お前は反省文だけじゃ反省が足りないみたいだからな。お前の為に特別にマイクが見てやるって言ってんだ。これだけで済ませてやるんだから有難く思え。」
「いや、私、ホント英語無理だから!あ、でも消太くんが英語教えてくれるなら話は別だけどね!」
「じゃあ後は頼んだ、マイク。」
「んじゃ、張り切って行くぜー!テンション上げてけよー!イエアア!」
消太くんと入れ替わりに教室に入って来たプレゼントマイク。別にプレゼントマイクが嫌いだとか苦手とかそういう事じゃない。ただ単に、英語が苦手なだけ。
「はい!プレゼントマイク!チューしよ!」
「個性を使用して補習を逃れようなんてナンセンスだぜー?」
「JKとキス出来るんだよ!?」
先生相手に強行突破出来るワケも無く、みっちり特別補習と称してみっちり三時間しごかれた。…もう二度と授業以外ではツートップに手を出さないと固く誓った。
fin.