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【WJ】短編 -2-

第6章 【裏】幼馴染みの躾方/ナッシュ・ゴールド・Jr


「…クソが。」


 遥香の顎を掴み、小さな唇を貪るように吸い付いた。そして止めていたピストンを再開すれば、塞いだ唇から甘い声が漏れる。体を震わせ、俺のモノを咥え込みだらし無い姿の遥香にどうしようもなく欲情している自分に心底腹が立った。己の欲望を遥香のナカに吐き出した。
 遥香のナカから自身を引き抜くと、たっぷりと注がれた白濁液が蜜壷から溢れ出した。


「とっととその貧相な体をしまえ。」


 のそのそと脱ぎ散らした衣服に袖を通した遥香。


「…ねえ、ナッシュ。私みたいなのがナッシュに釣り合うとも思ってないし、付き合いたいとか…思ってない。けど、これだけは聞かせて欲しいの。私の事、嫌いじゃない…?」


 今まで何とも思ってないないと思っていただけに、容易に自身の感情を受け入れる事が出来なかった。この俺が遥香相手になんてザマだ。


「知るかよ。」
「…そっか。」


 涙こそは流さないものの、ぐっと下唇を噛み締める遥香。


「行くぞ。残りの試合、イイもん見せてやる。」


 サル相手に本気を出すなんて馬鹿みてーな話だが、俺のプレーを見て喜ぶ遥香の顔が見たいなんて、ほんとどうかしてやがる。



fin.

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