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【彩雲国物語】彩華。

第5章 彩家。



 
 「何さ、こんな時間に呼びつけて⋯」
 栗花落の眠そうな様子。

 霄も同じくと、言えば目を見開いていた。
 王の花が揃いも揃っていたから。
 「悪巧み?邵可をあまり虐めるのは関心しないな、それとも私にか?」
 「いいやどちらも違う」
 さぁ、妃を負かしてやらねばな。
 そう呟くと驚いていた。
 今は妃との戦いは全敗の負け越しだ。
 にやりと笑みを浮かべる王に四人は立たずを飲んでいた。

千代が秘薬を取り寄せたことは把握済みだった。
何としても、確実に二度と逃げ出せないように。
 
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