第1章 未来から過去へ
「俺も協力するっス!」
「ありがとうございます!涼太」
「うん!」
黄瀬は笑顔で頷いた
「明後日から夏休みだから夏休みになったら皆を集めてあげるっス!」
「ありがとうございます」
「タメでいいっスよ」
「ありがとう!涼太!」
「明日は終業式だから里奈っち待っててっス」
「涼太はひとり暮らし?」
「ううん。しばらく家で一人なだけっス」
黄瀬は里奈にメモを渡した
「?」
「連絡先!何かあったら困るでしょ?」
「ちょっと待って」
里奈は腕につけていた腕時計なようなものに連絡先をよみこんだ
「それなんスか!?」
「この世界でいうスマホのような物だよ」
「へぇ‥未来ではスマホなんてないんスか?」
「あるにはあるけど少ないよ」