第5章 父親
「う‥」
目を覚ますと公園だった
「あ!涼太は!?涼太!」
そこに黄瀬の姿はなかった
(別の場所に飛ばされたんだ‥そんな遠くへは飛ばされてないはず)
里奈は公園内を探しはじめた
「涼太ー!!涼太ー!!」
すると金髪の人がめにはいった
「涼太!!」
「あ?」
だが涼太ではなかった
「すいません間違えました」
「待てよ‥名前は?」
「え?」
その男は里奈の腕を掴んできた
「今さ‥彼女募集中なわけ‥だからさ‥」
「離して!」
「暴れると‥こうしちゃうぞ?」
カッターを里奈に向けた
「‥!!」
「はなしがわかる子だ‥いい子いい子」
(はやく逃げないと‥涼太を探さないと)