第3章 バスケ
里奈はふと父親にいわれた言葉を思い出した
(恋をするな‥か‥)
「里奈っちどうかしたっスか?」
「何でもないよ」
「カケラはそのうちみつかるはずなのだよ」
「そうっスね!」
夏休みの間だけ皆で赤司の家にいることになった
「カケラが見つかったら里奈さんに渡せばいいんですね?」
里奈は頷いた
「赤司の家って確かバスケコートあったよな?」
「あぁあるよ。バスケやるかい?」
「僕もやりたいです!」
「七人か‥火神ついてくる必要あったか?」
「うるせぇな!」
「‥里奈を入れれば8人で偶数になるぜ?」
「里奈っちバスケできるっスよね?」
里奈は頷いた
「バスケ大好き!」
「じゃあ里奈もいれてバスケをやろうか」