第6章 王者、秀徳高校
秀徳の出現に、緊張が走る
「…………」
舞花もまた、少し緊張をしていた
何せ、秀徳には、元帝光中バスケ部だった、かつての仲間、
キセキの世代、緑間真太郎がいるのだから
「ちょっと、一年(ルーキー)同士、挨拶行って来るっスわ」
「ああ……。あ゛!?オイ!!」
火神の闘争心に火がついたらしく、緑間に挨拶をしにいく
「よう。オマエが緑間真太郎…だろ?」
「……そうだが、誰なのだよ。キミは?」
「(プッ。知ってるくせに…、何のプライドだよ。それは…)」
火神は、左手を出す
握手
かと思いきや、