第2章 キセキの世代・黄瀬涼太
「ん~…これは…ちょっとな~~」
黄瀬は火神との試合で何を思ったのか
舞花と黒子を自身が所属する海常にスカウトしたのだ
その反応に一同は、驚く
当の本人達は、
「ね、どうスか」
「そんな風に言ってもらえるのは、光栄です
丁重にお断りさせて頂きます」
「とりあえず、右に同じで」
「文脈おかしくねぇ!?」
と黄瀬の誘いを断ったのだ
断られた黄瀬は、納得がいかなかった
黒子は、そんな彼に対し、ハッキリと断言した
「キミ達を…
『キセキの世代』を倒すと」
「涼太。あんたがどう思うか知らないけど、私も黒君も、自分の意志で此処にいる。
私は……私達は、誠凛(此処)で"本当の"日本一になる為に」
その言葉を聞いた黄瀬は、
「白っちがこんな所に居たのも、驚いたスけど…
…やっぱらしくねースよ。2人とも、そんな冗談言うなんて」
2人が断言した言葉に、反応した
「……ハハッ」
すると、火神が突然笑い出した
「ったく、なんだよ…
(ニヤけちまう…。しかも、もっと強ーのが、まだ4人もいんのかよ!?)
オレのセリフ、とんな黒子」
「冗談苦手なのは、変わってません。本気です」
どうやら、火神は火神で火がついたらしい