第13章 決勝戦、当日
「そーそー、張り切ってくれよ。少しでもオレを楽しませられるようにさ」
「!?」
「………!!テメェ…」
突然の事だった
カントクから送り出された火神は、コートに入ろうとした
それと同時、火神の肩を掴む人物が……
「青峰!!」
突然の青峰登場に、誠凛は驚く
「やっと来たか、全く…。早よ、準備して出てくれや!!」
今吉が青峰に、出るよう催促する
リードしている自分のチーム
それなら、自分の出る幕がないと、青峰が言う
しかし、桐皇の監督は、
「ダメです。出なさい!」
と、指令を出す
「いーけど……」
頭をかく青峰は、桃井に向かって、自分のジャージを投げ捨てる
「じゃあ…ま」
そして、
「やろーか」
ニヤリと笑った