第12章 決勝リーグ初戦相手、決定
その後、火神は逆立ちで保健室に行く事になった
「(何か……、ごめん)」
何だか申し訳なくなった舞花である
「ったくもー」
「まあまあ、カントク…。話戻そうぜ。特に初戦は?」
日向がなだめる
そして、話は決勝リーグに戻した
「火神君が不可欠だから、怒ってんのよ」
「?(火神君が不可欠?)」
カントクの言葉に疑問に思った舞花
だが、次の言葉でそれがハッキリする
「『キセキの世代』に"対抗出来る"のは、彼だけだからね…」
「!(それって、まさか!)」
「つまり、初戦は桐皇学園!!いきなり、大一番よ!!」
「なっ!?」
驚きの余り、舞花は声を発する