第1章 誠凛入学
「………火神くん。努力より才能って言うなら―――――」
クルッ――――………
「勝てないよ。思い知らされるだろうね、絶対に」
「!!」
この時、火神は見た
振り向いた舞花は、あまりにも無表情すぎた事を
そして、その表情に何も出来なくなってしまった自分を
一方の舞花は、再び黒子と帰ろうとした
「あ、そうだ。ねえ、火神くん」
何かを思い出したかのように、火神に話しかける
「何だよ?」
「黒君が言った、影。そのまま1人で見てると、分かんないよ~」
「はあ?」
舞花はそれだけ言うと、黒子を連れて帰って行った
「……マジで、何なんだ?」