第3章 僕だって君を守れるんだ【アルミン・アルレルト/甘】
アルミンはとても仲間思いで頭の回転が速い。
これはアルミンの武器なんだ。
『………ごめん、せっかく綺麗に咲かせていたのに。』
『どうしてアルミンが謝るのよ』
『悔しいんだ、いつも世話をしている君をずっと見ていたから。』
ずっと……………?
『…………、僕は_____『アルミン!!!』
遠くからエレンが走ってくる。ミカサも後ろから着いてくる。
『お前、大丈夫かっ!?』
『怪我はしてない?も。』
『うん、大丈夫。_____アルミンが守ってくれたから』
『…………っ、!!僕にずっと君を守らせてほしい!!!』
私は目を見開きアルミンを見つめる。涙が流れ、こくん、と頷く。
ミカサもどこか嬉しそうに私を撫でてくれる。
エレンだけがこの意味を理解していなかった______
弱いけど、強い男の子のお話。
Fin