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転校少女と…
第8章 『転校少女と羽生田拳武』
羽「それより大丈夫?
嫌じゃなかった?」
さっき逆光で
見えなかった顔を、
ようやく拝めた。
神宮寺くんや
さっきの上級生とは
また違った端整な顔だ。
発言や仕草なんかも、
少し大人っぽく感じた。
『は、はい…
大丈夫、です…』
羽「ほんと?気をつけてよ?
コソッ((勇太、女の子には
見境ないから((ニコッ」
ふわっと微笑んだ彼は
本当に大人の色気すら
感じるようで……
“素敵だな“ と思った。
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