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転校少女と…

第45章 『岩橋玄樹.END』



お店に入るのもどうかと思って、

適当なその辺の公園に彼女を引っ張った。

君は未だにぼろぼろと涙を流してて、

僕はいち早くその真意が知りたくて、

そして君の泣き顔を他の奴に見せたくなくて、

少し早足で歩いていた。


岩「座れる?大丈夫?」


そしてゆっくり君を座らせて、

その隣に僕も腰を落とす。


岩「……拳武と、別れたの?」


訊いちゃいけなかったかもしれないけど、

君がこんなになるなんて

それ以外に思い付かなかった。

まぁ、君が喋り出すまで

待つこともできたんだけど…
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