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転校少女と…

第37章 『転校少女と揺れる感情』


すると神宮寺くんは、

私の手を握った。


『っ!…』


手を握られたことよりも、

震える私の手よりもさらに

神宮寺くんの手が震えていることに、

神宮寺くんを見る。


神「ほんとはめっちゃ怖かった…笑」


私の声同様、

声も笑みも弱々しい神宮寺くん。


神「これあいつらには内緒ね(ニコッ」


といって、

"事故に遭った少年" ということで

念の為検査のために、

救急車に乗せられた神宮寺くん。

しかし一度振り返り、


神「ハンカチ、洗って返すから」
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