第10章 素直な感情
今日は音駒との練習試合だ。
みんな食らいつきはしたが、何回も敗れた。
途中、由佳はマネージャーのいない音駒の手伝いをしたりしていた。
由佳が個人的に作ってる
レモンのはちみつ漬けを渡したりして、
向こうにも気にいられたみていで…
主に、主将と監督に相当気にいられたらしく、
「わんこちゃん」と呼ばれてからかわれたりしていた。
音駒が帰る時なんて音駒の主将に抱きかかえられ、
「じゃあ、わんこちゃん貰っていきますね!大事に育てますんでぇ~心配しないでください~」
と言われて、由佳はジタバタと足掻いて
「野良じゃないんで!!大丈夫です!!飼い主いるから!!!!」
なんて意味の分からない否定して…
「っていうか、飼い主いるのかよ!」
と音駒の人達の笑いを誘った。
うちのキャプテンに
由佳は引っ張られながら
音駒の主将から由佳はキャプテンに抱きかかえられ
「そうなんですよ。烏野で大事に育ててるのでご安心を~」
「うちで育てた方がもっと大事にされますよ~」
と黒いオーラを笑いながら主将同士で出し合っている。
そこからずっと黒いオーラで話している。