第5章 新たなる日々
突然胸の先を
弾かれ躯が弾ける
そのままぎゅむっと
摘ままれ仰け反った
「やぁぁ…」
鏡に映るのは
眩暈がするほど淫らな顔
「っ…もぉ…ゆるし…て」
「ふっ…虐めすぎたか
…今夜はこれで許してやる」
ぐいと肩を押し
畳に髪を広げていくと
やっと視線を政宗に向けた
「厭らしい自分の姿はどうだった?」
意地悪く
笑いながら唇を食む
「んっ…はぁ…いじ…わるっ…」
「嫌いか?嫌なら
止める二度としない」
「っ………ずる…いっ」
「やめるか?」
「ふっ…うっ…やめ………な…いで…」
両目に涙を溜めて
悔しそうに哀願する白雪
その表情にぞくりと
背徳感が背中を伝い
身震いする様な快感が
頭を支配していく
「ふっ…明日も
明後日も虐めてやる」
白雪の瞳が
期待と恐怖に揺れる
「お前が望むなら
何だってしてやる」
白雪に覆い被さり
「だから…
お前を全部俺によこせ」
命令するように哀願する
角度をつけ口中深く蹂躙し
反応を味わう様に楽しむ
「ふっ…ん……はっ……ん…」
政宗の愛撫に
恥じらいながらも
懸命に応える白雪に
愛しさが募っていく
白雪の躯がよく見える
位置まで身を剥がし
じっくりと眺める
行灯の薄明かりに
白い肌が照される
「綺麗だ……」
切なげに瞳を揺らし
無遠慮に舐めるように注がれた
政宗の視線を懸命に受け止める
恥辱と慾望がせめぎ合い
戸惑う白雪を容赦なく責め立てる
「ふっ…
死ぬ程恥ずかしいくせに…
抵抗しないんだな」
指が鎖骨をなぞり
躯の中心を滑べる
「っ…んっ……」
「気持ちいいこと…して欲しんだろ」
流れる様に内腿を撫でる
「あっ……ま…さむねぇ」
肩を緩く噛み
肋骨をなぞり
つんと立ち上がる頂を弄び
もう一方に唇を落とす
触れるだけの
緩慢な刺激に白雪が涙を流す
「っ…もぉっ……たべてぇ……」
口走った言葉に
観念する様に
躯から力が抜けていく
政宗は上体を起し
太腿に口付けると
畳に転がった
金米糖を幾つか拾い上げ
白雪の蜜壷に宛がうと
ゆっくりと押し込んだ