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イケメン戦国~捕らわれた心~

第12章 織田家の姫君


政宗が腰を突き動かす度に
白雪の肩で群青の龍が

ゆらゆらと動き
政宗の眼下を泳ぐ

「はっ…くっ…白雪
きれ……い……だっ…俺のっ…白雪」

「ああっ…あっ…んぁぁ」

ぱちゅ…ぐちゅ…ぐちゅ

くじゅっ…くぱんっ…くぱんっ

絶え間なく
耳を犯す水音と
白雪の嬌声に

身を震わせて
高みに登り詰める

「ひぅぁっ…はぁぁっ」

限界まで膨らんだ欲望が
行き場をなくして
子宮の中で弾け飛ぶ

「しら…ゆきっ…」

びゅるっっ…びゅるるっっ…
ドクッ…ドクッ……

何度も膣内で弾けながら
最後の一滴まで
白雪の中に溶かし入れた







心地よい
気だるさに身を委ね

政宗の腕に
頭を乗せて微睡む白雪

「……おい」

むにっ

頬をつつかれて
微睡みから引き戻される

「……ん…」

瞬きを繰り返し
眠い眼を擦りながら
何とか返事をする白雪

「寝ぼけてるな……」

「んー大丈夫……」

「お前……どこであんな事覚えた?」

「あんな…こと?」

「さっきの」

「あぁ……うん……」

「……おい」

「………………」

「おぉーい」

「…うん……女中さんや喜多さんが…」

「女達が?」

「花嫁修行に……必要だって」

「何が?」

「…殿方の……悦ばせ方」

「なにっ?」

「…………」

「おいっ…白雪…寝るな」

「こらっ……他に何を聞いた?おいっ」

「……………………」

政宗の脇にぴったりと
寄り添って肩に頭を乗せ
熟睡体勢の白雪……

何度声をかけてみても
返ってくるのは穏やかな寝息のみ




******************

数刻前…

夕餉の膳を片付けながら
休みの挨拶を交わし
部屋を後にする
喜多と女中達

喜多が
一瞬立ち止まり
政宗の顔をみて
不敵に笑った

「……なんだ?」

「いえ…失礼致します」


********************



くっそぉ…あいつら
余計なこと
吹き込みやがって……

夕餉後に
夜の挨拶を交わした時の
喜多の企み顔が
ありありと脳裏に
浮かぶ政宗だった……

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