第11章 意地悪な花婿

「ひあっ……あぁぁぁっ……」

太く熱い固まりに
膣の奥まで貫かれて

その一突きで躰を痙攣させ
政宗にしがみつきながら
果てた白雪

「まだ お仕置きは
終わってないぞ……」

これ以上ないくらい
甘い声で伝えてやると

目元を紅く染めて
半開きの唇から

小さな舌を覗かせると
ペロリと唇を舐めた

その扇情的で
もっと苛めてくれと
ねだるような仕種に

ゾクゾクと
甘美な背徳感が身体を走る

「自分で動いて
俺を…果てさせてみろ
いやらしい花嫁への
……お仕置きだ」

政宗は身体を畳に伸ばすと
両手を頭の後に組み
白雪を見上げて嘲笑う

「いーい眺めだ」

「はぁ……はぁ……うぁ…っぁ」

白く細い脚を 左右に広げ
政宗の腹に両手を付いて

華奢な腰をくねらせる様子を
楽しげに見つめる

政宗の目の前で
ひくつく白雪の花が

政宗の猛りを呑み込み
卑猥な音をたてて涎を垂らす

くちゅっ ぐちゅっ ぐちゅっ……

「ふっ……うっ……ふぅぅ…はぁ…」

たどたどしく
緩慢な律動を繰り返して
それでも快感に身を震わせ

「あっ…あぁ……いっ…いいっ」

蕩けた顔で
政宗を見つめながら
喘ぎ声を漏らす

「きもちっ…いいよぉ……」

次第に速度を上げて
腰を揺らし
快感に溺れていく
白雪の姿を

政宗が焼き付く様な
熱い眼差しで見る

「…白雪」

「まさ…むねぇ……あぁ」

「そんなんじゃ
明日になっても終んねぇぞ」

「もっ……きもち…よく…って
うごけ…ないよぉ」

そう言いながらも
にちゃにちゃと音をたてて
腰を揺らす白雪

「くくっ…動いてんじゃねぇか」

「ふぅぅ……あぁっ……もぉ…」

政宗の瞳にすがり付く様に
甘えた顔でおねだりする

「もぉ…ゆるしてぇ…」

淫らな表情に煽られて
政宗の自身が一段と
大きさを増して膣内で主張する

「ふぁっ…?!」

「くそっ…
こっちが持ってかれる」

「あっ…あっ…あぁ…あぁっ」

「んっとに…悪い花嫁だなっ…このっ」

がはっと起き上がり
遮二無二腰を突き上げた

「ひっ……いっ…あぁ…やっ…」

下から突き上げながら
尻を掴み引き下げ強制的に
子宮の奥へ奥へと
男根を捩じ込む

「やぁぁっ…」

強烈な快感に身体を捩らせ
逃げようとする白雪の躰を
がっしり掴み捕らえる

「いや…か？」