第7章 終・嘘つきとさよなら
風夜「何が言いたいんだよ兄さん!!!!」
「俺は自分の意志とは違い、風夢を追いつめてしまっていたんだ」
『…つまり』
「俺は、最低な人間なんだよッ…」
無限「あ゛ーぁ゛!! あ゛ーぁ゛!!!! これだから人間は…!!」
痺れを切らした様子の無限蛇が声を上げた
「無限蛇…」
無限「もう止まらねぇよ、もう世界の終わりへのカウントダウンは始まっちまってるんだよ!!!! 外を見てみろよ!!」
無限蛇に言われて闇音達は壊れた壁から外を見た
『なっ何だよ…!!? あの"軍隊"は…!!?』
外には、数え切れないほどの軍隊の数
無限「ピカロ国の軍隊、エスティグマ国の軍隊、ブルヘリア国の軍隊…。 この国は囲まれたんだよ
ーーー戦争が始まるんだよ!!!!」