第7章 終・嘘つきとさよなら
風夜「あいつは後先考えずに…!! お前を"好き"になったのかよ!!?」
『先…? 銀族ハ普通ノ人間トハ違ウ!! 歳ノトリ方モ!! 力モ生キ方モ種族モ…!!!! ソレナノニ"先"ナンテ考エラレル訳ナイダロウ!!?』
風夜「一緒に居るだけで!! "幸せ"とは感じる事は出来なかったのかよ!!?」
風夜の頬に雫が伝った
風夜「そんなんじゃッ…!! お前を好きになった葉月陳が救われねぇじゃねぇかッ…!!!!」
【俺は君が好き、俺は君を愛しちゃった!☆】
『ーーー…陳ッ…』
=ガシッ!!=
風夜の足を
散神「風夜殿ッ…! 主をッ…、どうか主を連れ戻して下さいッ…!!」
掴んだのは散神であった