第7章 終・嘘つきとさよなら
地土「…そうだったね…、優君…」
ニッコリと微笑んだ地土
優「地土…!」
地土「なんて、言ってほしかったのかな?」
微笑んだままの地土はククッと喉の奥で笑った
地土「お前は何かを勘違いしてるね? 無限蛇の能力は自由自在に"操る"という事ではない」
優「な…!!? だが自我を失う前の地土は…!」
地土「今の俺も自我だ、"過去"のな?」
優「過去…?」
地土「一番、世界を憎む想いが強かった過去の俺…。 そう、"悪魔"と呼ばれていた頃の俺が今の"俺"だ!!!!」
\広原地土の正体/ 終