第7章 終・嘘つきとさよなら
\これからの計画/
ーー。
散神「とりあえず…、我の力で応急処置はしておきました。 命の別状はないでしょう…」
黒蝶組の海の家に集まった黒蝶組メンバー。 …二人足りないが
『地土さえ居てくれればなんとか出来たんだがな…』
落[悪い…、俺が油断してたせいで…]
雷電「やめろ! …これは誰のせいでもない…」
しーんっとその場は静まり返る
『…このままこうしていても仕方がない』
沈黙を破ったのはルナ
風夜「…乗り込むのか?」
『地土と一希の救出を最優先にし、カステリャーノ国の支配者さんに直接会いに行こうじゃねぇか』
優「同感…、直接話して解決した方がいいね」
雷電「となると、大きな戦いは避けられねぇな…」
炎火「向こうから引っかけて来たんだ! 手加減する必要なんてないだろ!!」
グッと拳を握り締める炎火
『手加減は一応しとけ。 相手はあの大きなカステリャーノ国の正義の組織…、本気で潰しにかかったら大変な事になるぞ』
炎火「ちぇ…」
風夜「行くとなると…、戦えない風時と滝川は一緒に連れて行くのは危険…」
雷電「ここに居れば安全とは言いがたいぞ、いつバレてしまうか…」